からだの悩み

これから寒くなる季節、「冷え」の対策に筋膜リリースはいかが?

これから寒くなる季節、「冷え」の対策に筋膜リリースはいかが?

2019年も4分の3が過ぎ、これから気温も下がり始めます。
冷えの対策は十分でしょうか?
もし「これから対策をはじめる」のであれば、今回の記事が参考になるかもしれません。
今回は、「冷えの症状と対策」についてご紹介します。

なぜ身体を冷やすと良くないの?

そもそも、身体を冷やすことの何が問題なのでしょうか。
実は、身体を冷やすことは、さまざまな不調につながると考えられています。
そこで、まずは身体の冷えからくるとされる不調のうち、代表的なものをいくつかご紹介します。

 

血行不良

冷えと血行はお互いに密接な関係があります。

身体が冷えると、筋肉や内臓の機能が低下します。
筋肉や一部の内臓には、血液を全身に送り出すポンプの役割があるため、これらの機能が低下した場合、血行不良に陥りやすくなると言われています。

冷えが血行不良を引き起こす一方で、血行が滞っていると、筋肉や内臓に熱や栄養が送り届けられないことから、冷えを引き起こすとも考えられています。

このように、冷えが血行不良を引き起こしたり、血行不良が冷えの引き金になったりと、お互いに影響し合う関係にあります。

 

むくみ

冷えによって筋肉の機能低下が起こると、血液だけでなくリンパ液の流れも滞ります。
リンパ液は全身から水分や老廃物を回収する役割を持っているので、リンパ液の流れが悪くなると、回収されなくなった水分や老廃物が溜まっていき、その部位はむくんでいくと言われています。

冷えによるむくみは慢性化しやすく、他のトラブルを引き起こすこともあります。

 

肌トラブル

人間の肌は、一定の周期で古い細胞が新しい細胞に切り替わる「ターンオーバー」という機能を持っています。
冷えによって血液やリンパ液がうまく循環しなくなると、このターンオーバーがきちんとはたらかなくなり、ニキビや吹き出物が出たり、肌荒れや乾燥肌になりやすくなったりと、肌のトラブルを引き起こす原因のひとつとなります。
無理なダイエットをしている人に多い現象だと言われています。

 

肩こり

慢性的な肩こりの原因のひとつに、身体の冷えがあると考えられています。

肩こりは、肩の周囲の筋肉に「疲労物質」や「発痛物質」といった「こりのもと」となる物質が溜まって起きるケースと、筋肉の緊張や筋膜の癒着などによって、肩や首の近くにある神経が圧迫されて起きるケースの2つが一般的です。

冷えによってリンパ液の流れが滞り、疲労物質や発痛物質が回収されなかったり、筋肉の機能が低下して常に緊張した状態になったりすることで、肩こりにつながっていきます。
肩こりのメカニズムは、以前の記事で詳しくご紹介していますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。

【関連記事:なぜ肩はこるの?肩こりのメカニズムを知って対策を立てよう】

身体の「冷え方」には4つのタイプがある

冷えによるさまざまなトラブルをご紹介しましたが、身体の冷え方には個人差があることをご存じでしょうか。
ここからは、冷え方を表す代表的な症状「冷え性」の4タイプと、それぞれの対策についてご紹介します。

 

末端冷え性

手足の先など、身体の末端部分が冷えやすい状態が末端冷え性です。
「冷え性」と呼ばれるものの中で、最もポピュラーなものではないでしょうか。
末端まで血液やリンパ液がうまく送り届けられておらず、末端部分で熱を生み出すための栄養が足りない状態になることが、主な原因と考えられています。

末端冷え性では、ただやみくもに冷たい末端部分を揉みほぐして温めようとしても、温まるのはわずかな時間で、すぐに冷たくなってしまうため、あまり効果がありません。

末端部分を温めるには、熱を生み出すために必要な栄養を送り届ける対策が必要です。

バランスの良い食事をとったり、手足の筋力をつけるトレーニングを行うことで、全身の血行を促進し、身体の中心だけでなく、末端部分まで十分な栄養が届くようにすると良いでしょう。

 

内臓冷え性

「隠れ冷え性」とも呼ばれ、自覚症状が現れにくいのが、内臓冷え性です。
風邪を引きやすかったり、おなかや腰回りが常に冷たい人は、内臓冷え性の可能性があります。
内臓が冷えると、消化機能や代謝機能、免疫力などが低下し、病気になりやすくなると言われています。

また、内臓冷え性の場合は、女性ホルモンの分泌に関わる「卵巣」も冷えて機能が低下し、ホルモンバランスを崩しやすくなるとも考えられています。

内臓冷え性の対策としては、冷たい食べ物や飲み物をとり過ぎないように気を付けたり、白湯など身体を温める飲み物を飲むように心がけたりといった方法がおすすめです。

 

下半身冷え性

上半身は暖かいのに下半身は冷えているというタイプの冷え性です。
下半身冷え性は末端冷え性と異なり、足の先だけでなく下半身全体が冷たくなっているのが特徴で、きつめのボトムスを履く人や、デスクワークのように長時間同じ姿勢で過ごす人に多く見られます。

下半身冷え性の場合、下半身は冷たいけれど上半身は暖かいので、入浴を避けたり冷たい飲み物を飲んだりして身体を冷やし、冷え性を悪化させるケースもあるため、注意が必要です。
ウォーキングやストレッチ、下半身のマッサージなど、下半身にしっかりと血液やリンパ液を送り届けられるように促すと良いでしょう。

 

全身冷え性

全身が常に冷えた状態の冷え性です。
身体全体の機能が低下しており、一年中寒いと感じる、疲れが残りやすい、病気になりやすいといった特徴があります。

主に加齢や病気などによる代謝の低下が原因だと言われています。
生活の中に運動を取り入れたり、バランスの良い食事をとったり、入浴の時間を増やすなどの対策がおすすめです。

筋膜リリースによる対策

さて、冷えへの対策は状況に応じてさまざまなものがありますが、近年注目の筋膜リリースも、冷え対策として期待されています。

筋膜リリースとは、筋膜の癒着をほぐして「筋膜由来の不調」にアプローチする施術や運動の総称です。
ストレッチに組み込んだり、ローラーなどを使って行う「セルフ筋膜リリース」もあれば、整形外科や整骨院、整体院などで治療や施術のひとつとして行われるものもあります。
そんな筋膜リリースが、なぜ冷えの対策として期待されているのでしょうか。

 

冷えの原因の多くは「循環不良」

ここまでご紹介したように、冷えによるトラブルの原因は、血液やリンパ液といった体液の循環不良であることが多いです。
筋膜リリースによって、血管やリンパ管を圧迫している筋膜の癒着を取り除き、血液やリンパ液を全身にくまなく送り届けられるようになると考えられています。

また、筋膜の癒着は筋肉の緊張につながっているとも言われており、こわばってしまった筋肉をほぐすことで緊張を取り除きます。
緊張した筋肉はぎゅっと絞ったスポンジのようなもので、うまく栄養が行き渡らない状態です。
筋膜リリースで筋膜の癒着を取り除き、筋肉の緊張を解きほぐすことで、やわらかく膨らんだスポンジのように、筋肉が十分に栄養を吸収できるようになると言われています。

このように、筋膜リリースで冷えの原因にアプローチし、冷えによるトラブルに対処できると期待されています。

 

いかがでしたか。
今回は、これからの季節に合わせて対策が必要になってくる「冷え」についてご紹介しました。
冷えが起こすトラブルは、一つひとつは軽い症状のものもありますが、深刻化すると身体を動かすだけでもつらくなりますので、この記事を参考に、冷えへの対策を行いましょう。

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