からだの悩み

猫背が引き起こす症状と対策を一挙公開!

猫背が引き起こす症状と対策を一挙公開!

以前の記事で、猫背にはどのような種類があるのかをご紹介しました。
現代人にとって、パソコンやスマホはもはや手放せない存在ですが、その普及に比例するかのように増加しているのが「猫背」であり、猫背が原因でさまざまなトラブルが引き起こされています。
そこで今回は、猫背が引き起こす6つの症状と、猫背の対策についてご紹介していきます。

猫背が引き起こす6つの症状

猫背は悪い姿勢だということは知っての通りだと思いますが、そもそも猫背の「何が」「どう」悪いのかを知っている人はどれくらいいるでしょうか。
まずは、猫背が引き起こす代表的な6つの症状をご紹介し、猫背がなぜ悪い姿勢とされているのかをお伝えしていきます。

肩こり

猫背が引き起こす代表的な症状といえば、慢性的な肩こりではないでしょうか。
猫背の姿勢では、身体を丸めて前かがみになり、頭が肩よりも前の方に出ます。
人の頭は5~7㎏ほどの重さがあるといわれており、この頭の重さによって肩こりが引き起こされるのです。

正常な姿勢の場合、頭の重さは全身に分散されて支えられますが、猫背の姿勢ではすべて肩と首にかかるため、必然的に肩と首の負担は大きくなります。
※イメージとしては、ボウリング球(11ポンドで約5㎏、頭と同じくらいの重さ)を持ち上げるときに、身体の近くで持つとそこまで重く感じないけれど、腕をピーンと伸ばし身体から遠ざけて持つと、ひじや肩への負担が大きくなるようなものです。

首や肩に大きな負担がかかっている状態が続くと、肩が前の方に引っ張られる「巻きこみ肩」という症状が現れて肩の筋肉や筋膜が伸ばされ、緊張していきます。
この筋肉や筋膜の緊張こそが肩こりの正体であり、単にもみほぐしただけではよくなることはありません。
頭が前に出れば出るほど、比例して肩や首への負荷も大きくなるので、猫背が進行すればするほど肩こりもひどくなっていきます。

頭痛

首の周辺には、筋肉だけでなく神経もたくさん通っています。
猫背の姿勢は首の筋肉を緊張させるため、その周辺にある神経、特に「自律神経」を圧迫して頭痛を引き起こすことがあります。
普段の生活から首の筋肉が緊張した状態になるので、症状が慢性的になることも多く、また「頭痛がするから…」とさらに前かがみになることでよけいに姿勢が悪くなり、頭痛を悪化させるケースも少なくありません。
また、近年では「IT猫背」という名前も聞くようになってきました。
仕事中、日常生活問わず、パソコンやスマホを凝視することが増え、画面を見るために前傾姿勢になって猫背の体勢をとる人が多いことから名づけられた名前です。
IT猫背の人たちは「猫背の姿勢」を続けているだけでなく、長時間画面を見続けるため、「眼精疲労」や「ストレス」といった複数の要因から、頭痛が引き起こされやすい状態にあります。

腰痛

猫背の姿勢では、腰が曲がった状態になって重心も前の方に偏るため、腰まわりの筋肉への負荷が大きくなります。
腰回りの筋肉に大きな負荷がかかると、筋肉が緊張して固くなるだけでなく、長い目で見ると腰回りの筋力も低下していきます。
その結果、緊張した筋肉周辺の神経が圧迫されて慢性的な腰痛になったり、筋力が低下した状態で重いものを持とうとしたときにぎっくり腰になったりします。

肥満

正常な姿勢であればきちんと使用されるはずの腹筋や背筋が、猫背の状態では使われません。
使われなくなった筋肉は代謝が悪くなり、その周囲には脂肪がつきやすくなります。
さらに、腰痛などの影響で身体を動かす頻度が減ることも、肥満に近づく原因のひとつといえるでしょう。

また、猫背の姿勢では、ちょうどお腹の部分が前に出っ張ってしまう人も多く、肥満体型の人はよけいに太って見えます。

肌荒れ

頭痛のところでも紹介しましたが、猫背の姿勢では自律神経が圧迫された状態になります。
自律神経が圧迫されると、頭痛のほかにもめまいや苛立ち、不安感などが引き起こされ、それらのストレスが肌荒れへとつながっていきます。
また、猫背の姿勢では筋肉や内臓の位置がずれ、よけいな負荷がかかり続けるため、内臓の機能が低下することも肌荒れを引き起こす原因です。

むくみ

上述したように、猫背の姿勢では首周りの筋肉が緊張した状態になります。
このとき、血液やリンパの流れが悪くなり、老廃物が排出されず溜まっていくため、顔にはひどいむくみがあらわれます。
血液やリンパ液の役割は過去の記事で詳しくご紹介していますので、そちらもご覧ください。

猫背の予防と解消

ここまでにご紹介した症状は、いずれも猫背が原因のひとつとなって発症するものです。
つまり、猫背を予防・解消することで、これらの症状の予防や解消にもつながります。

猫背チェック

まずは、自分が猫背かどうかをチェックしてみましょう。
チェックの方法は、平らな壁に背中を付けて立つだけです。
このとき、腰と壁の部分に手のひらが1枚ほど入るのであれば正常、手のひらが入らなかったり、逆に2枚以上入るようであれば猫背の可能性があります。

正しい姿勢を意識する

猫背チェックで正しい姿勢が確認できたら、普段の生活の中でその姿勢を意識してみましょう。
立っているとき、座っているとき、寝ているとき、それぞれに正しい姿勢はありますが、共通点は「目線を高くすること」です。
猫背の人は「何かをのぞき込む」ような姿勢で過ごしていることが多いので、その状態を改善すれば、猫背も自然に解消されます。

立っているとき
立っているときに猫背になりやすいのは、手元のスマホを見るために下を向き続けるケースです。
歩きスマホは安全面での問題もあるのでやめるべきですが、それ以外にも、通勤・通学中の電車の中や待ち合わせのときなどに、スマホを長時間見続けるのは避けた方が良いでしょう。

座っているとき
座っているときに猫背になりやすいのは、何と言ってもパソコンで仕事をする人でしょう。
パソコンの画面を凝視しようとするあまり、知らず知らずのうちに前傾姿勢となり、猫背が進行していきます。
これを改善するのであれば、机や椅子の高さを調整する方法がおすすめです。
パソコンの画面に対して、「見上げることも見下ろすこともない高さ」に机や椅子の高さを調節することで、自然と正しい姿勢で座れるようになります。

寝ているとき
寝ているときは、寝返りをうちやすい環境を用意しておくことが効果的です。
寝返りは、日中にできた身体のゆがみをリセットする役割を持っています。
人は1日に20~40回寝返りをうつと言われており、これより少ない場合、身体のゆがみや疲れが残ったまま翌日を迎えることになります。
とはいえ、「1日に20回以上寝返りをうちましょう」といってできるものではないので、枕の大きさや硬さなどを調節すると良いでしょう。
少しでも正しい姿勢を続けていくことで、徐々に猫背を矯正していくことが大切です。

接骨院や整体に行くのも効果的な方法

時間や予算に余裕があるなら、接骨院や整体などに行くのも効果的です。
接骨院や整骨院、整体、カイロプラクティックなどの施術院では、手技療法や骨盤矯正、電気、超音波、筋膜リリースなど、さまざまな方法によって猫背へのアプローチや、猫背が原因で引き起こされた症状へアプローチしていきます。
また、一人ひとりの体質に合った、猫背予防の方法も相談できます。
専門の技術と知識を持つスタッフや専用の設備などがそろっているため、猫背に対して専門的な対策をとることができ、自己流で猫背を解消しようとするよりも安心です。

いかがでしたか?
今回は、現代人の悩みのひとつである猫背が原因で引き起こされる症状や、猫背の予防方法、解消法をご紹介しました。
猫背は健康面でリスクがあるだけでなく、美容面でもよくない影響を与えるため、しっかりと対策することが大切です。
猫背で悩んでいる方は今回の記事を参考にして、予防や解消をしていきましょう。

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