からだの悩み

ぎっくり腰になった時に、やってはいけない3つのポイント!

ぎっくり腰になった時に、やってはいけない3つのポイント!

ぎっくり腰ってどういう症状?

正式には急性腰痛症(きゅうせいようつうしょう)と呼ばれていて、重たいものを持ち上げたり、無理な姿勢などをした際に起こる腰痛です。
ぎっくり腰になる時の原因として、落ちているものを拾う際の前かがみになる体勢や、くしゃみなどのちょっとしたことでもぎっくり腰になる場合があります。
また、ぎっくり腰になった場合は完治するまでに数日かかります。
個人差はありますが、発症時は強い刺激があるため、中にはその場から動けなくなる場合があります。
発症から2日~3日ごろには腰の刺激が和らぎ、そこからおおよそ1ヶ月以内にはぎっくり腰が完治します。
しかし、場合によっては完治まで、1ヶ月~3ヶ月ほどかかる場合があります。

ぎっくり腰になったらどうすればいい?

(発症時)
ぎっくり腰になったら、腰に負担をかけないように楽な姿勢を取りましょう。
無理に動かさず、刺激が和らぐまで安静にします。
発症直後は炎症を起こしているので、アイシングをしてください。
少し刺激が和らいだら、お近くの整形外科か整骨院で診てもらいましょう。
腰への刺激が強いまま、無理をしてカラダを動かすと腰の刺激が大きくなる場合があります。
カラダの様子を見ながら病院や整骨院へ行くようにしましょう。

(刺激が和らいだら)
2日~3日で腰の刺激が和らぎます。
多少動かしても大丈夫であれば、簡単なストレッチをしてカラダを柔軟にします。
徐々にカラダが動くようになったら、行動範囲も広げてみましょう。

(腰の刺激がなくなったら)
腰の刺激がなくなったら、いつも通りにカラダを動かして大丈夫です。
しかし油断をしてはいけません。
再発を防ぐために、無理な体勢や歪んだ姿勢を控えて、適度な運動とストレッチをするようにしましょう。

ぎっくり腰の時にやってはいけない3つのポイント

①お風呂やシャワーで温まる
ぎっくり腰は、腰の筋肉が炎症を起こしている状態です。
そのため、発症時の腰に刺激があるときは、お風呂にゆっくりと浸かったり、シャワーを浴び続けるなどの腰を温める行動は避けましょう。
サッとシャワーを軽くかける程度が好ましいです。

②アルコールを摂取する
アルコールの力で腰痛をマヒさせる!と考える方がいらっしゃるかもしれませんが、それは逆効果です!
アルコールは血行を促すため、筋肉が炎症を起こしている状態で血行を良くすると、さらに刺激が増す場合があります。

③発症してすぐにマッサージをする
一見マッサージはいい方法のように思われますが、マッサージも血行を促します。
そのため腰の刺激が増す可能性があるので、発症時の腰に違和感があるうちは、無理に動かず安静にしましょう。

ぎっくり腰って繰り返すの?そうならないための予防とは?

ぎっくり腰は再発する場合があります。
再発の期間も様々で、数年に1回の人もいれば、毎年ぎっくり腰に悩んでいる人もいます。
そのため、日ごろの動作もぎっくり腰を気にしながら行動するなどの制限ができてしまい、ストレスが溜まってしまいます。
では、どうしたら、そのぎっくり腰を予防できるのでしょうか?

【ぎっくり腰の再発を防ぐポイント】
・適度に運動をする
運動不足の方は筋力が低下しているため、腰を支えきれずぎっくり腰を起こしている可能性があります。
なので、日ごろから適度な運動とストレッチをし、腰を支える筋力アップと筋肉、関節を柔軟にすることで、ぎっくり腰になりにくいカラダづくりができます。

・ダイエットをする
肥満気味の方は腰に大きな負荷がかかっています。
特に短い期間で急激に太ったっ方は、腰にも急激に負荷がかかった状態なのでぎっくり腰を起こしやすいです。
なので、少しでも腰の負担を減らすためにはダイエットがおススメです。

・姿勢の改善
あぐらを組んだり、足を組んで椅子に座ると、背骨が歪んで腰に負担がかかります。
デスクワークの方は特に猫背になりがちの方が多いでしょう。
人には首から腰にかけて、骨と骨が連なってできた脊柱というものが通っています。
この脊柱はいわゆる背骨と呼ばれるもので、カラダを支える柱のような役割をしています。
しかし、姿勢がゆがむ事で脊柱がうまくカラダを支えられず、その負担が腰にかかってきます。

・整形外科や整骨院、鍼灸院に相談する
ぎっくり腰を発症してから、2日~3日以降になっても痛みが治まらない場合は、坐骨神経痛や椎間板ヘルニア、骨の異常などが考えられます。
ぎっくり腰の症状とは少し違うと感じた時は整形外科に相談しましょう。
また、ぎっくり腰の刺激に耐えられない!という方は整形外科で診てもらい、薬を処方してもらいましょう。
整骨院や鍼灸院へ行くと、状態がどのようであるかを確認し、適切な施術をしてもらえます。確認の際には同時に相談することもできますので、バキバキと骨を鳴らすような施術や、強く押されるのが怖いという方は、そのむねを先生に伝えておきましょう。

また、整骨院や鍼灸院にも得意分野があり、ぎっくり腰や腰痛を得意とする院があります。
はじめてのぎっくり腰で診てもらうのが不安という方や、何回も再発して困っているという方は、ぎっくり腰や腰痛を得意とする院を調べて来院することをおススメします。

まとめ

多くの方が悩んでいるぎっくり腰ですが、もう悩まなくていい方法があるかもしれません。
今回の内容を参考に、少しでもぎっくり腰の悩みが軽くなれば幸いです。
また、ぎっくり腰になってしまって不安、何度も再発を繰り返して悩んでいるという方は、整骨院、鍼灸院の先生に相談してみてください。
ぎっくり腰をなくして、健康で動かしやすい腰を手に入れましょう。

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